2ntブログ

2016.07/04(Mon)

報われ、救われた心






ご主人様が、奴隷のゆなをもう一度受け入れて下さった時、



私に与えてくださった大切なお言葉があります。







それは、




私のことを愛していない





というお言葉です。








一見すると、



このお言葉は、

奴隷の私にとって、とても苦しいもののように感じる方もいらっしゃるかもしれません。






大切なお方に愛されることがないのに、



奴隷として、私のすべてを捧げ すべてでお仕えするということが、



幸せなことなんかである訳がないと。。











けれど…



本当のところは、そうではありません。










私は、ご主人様に奴隷として飼っていただけるようになってからずっと




ご主人様を愛すことで、愛されたいと願っていたのです。







それがきっと、ご主人様が奴隷の私にずっとお教えくださっていた



見返りを求める「 条件付きの愛 」 でした。








そして私は、



大切なお方に愛されたいと願う私自身を否定していたから



愛されたいと願う欲求に、気づくことさえ出来ないでいました。








…表面では



「ご主人様に愛されなくても良い。それが奴隷のゆなの幸せ」だと思っていても



本当の、心の奥底では 愛されたかったのです。







心の奥底にある愛されたいという想いに気が付けず、



自分でも知らないうちに抑え込もうとすれば



心はまた無理し続けることになり、



また今回のような 同じ過ちを繰り返してしまうことになる。






無理をし続けた結果として その先に待つものは



私にとって何よりも大切なご主人様のお心を、また同じように傷つけてしまうことになるのです。











私は ご主人様に願いました。




私のこの愛されたがる汚い心をどうか殺して下さい と。









私の心が欲しがり、追い求めてしまうその不必要なその想いを




ご主人様のそのお言葉によって、消していただきたかったのです。







それが叶えて頂けるとしたのなら…。






私はやっと本当の意味で



私のなりたかった本当の私になれて、



ご主人様をただ、愛していけるだけの私になれる……。







ご主人様へ湧き上がるこの暖かな想いだけを



ご主人様にお渡しさせていただける。。









泣きながら



ぐちゃぐちゃになりながら願った私に、



ご主人様はそのお言葉を与えてくださいました。






それは、冷たいお言葉とは裏腹に、



とても とても お優しいお言葉に感じました。







いただけた瞬間から、



私の心の苦しみの核の部分から 和らいでいくように感じました。








あの時、きっと私の心が初めて



本当の意味でご主人様に救っていただけた瞬間でした。








その先に残ったものは、



私の、ただあふれ出るご主人様への暖かくて柔らかな想いだけ。








私は、いま本当の意味で



ご主人様に差し出させていただきたかった心だけを



どうしてもお渡ししたかったそのものだけを、



お渡しさせていただけているように感じています。







ずっとずっと、耐えられないほどに苦しかった私の想い。



ずっとずっと、捨ててしまいたかった、



なのに、どうしても捨てることのできなかった苦しみを取り除いてくださったのは




この世界でただおひとりだけ。




ただお一人だけの、ご主人様なのです。










ご主人様にお導きいただいて、たどり着けたこの場所は



私が生まれてから初めて知る、



ずっと辿り着きたくて探していたその場所 そのものです。










私は、ご主人様に私のすべてを捧げて、一生をかけて付いていきます。




ご主人様が教えてくださった、この暖かい想いをたくさんたくさん心に抱えて。






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